南アルプス市のスマートウォッチによる高齢者見守り実証事業開始
12月1日、2日南アルプス市役所内において、高齢者見守り実証事業の導入説明会が行われました。
最初に参加者に向けて山梨大学医学部の柏木教授より実証実験全体の目的(遠隔での緩やかな見守り)について講演が行われました。続いてNPO法人慢性疾患診療支援システム研究会のメンバーと当見守りセンターのメンバーとで詳細を説明しながら、ウェアラブル機器の装着・アプリの導入作業を行いました。
今年度の検証では12月~2月末までの間、参加者計30名で3ヶ月間のテストデータを集める計画になっており、集められた歩数、心拍、睡眠などのデータが緩やかな見守りや健康づくりにどう活用できるかを実証・分析していきます。装着感や継続性についても無理なく続けられそうか調査を行います。
さらに参加者には本事業内のコミュニケーションツールとして、「PastelDアプリ」(http://pasteld.net/)の導入も行いました。このアプリにより参加者同士の活発な意見交流に期待が寄せられています。見守りセンターも「PastelDアプリ」を利用した健康相談に対応していく事で柔軟性のあるコールセンターを目指します。
また、来年度はスマートフォン向けの緊急通報システムを導入できるように取り組んでおります。今後の実験にご期待ください。