南アルプス市の高齢者見守り実証事業2年目の検証開始

南アルプス市役所内において、6月15日、17日、21日、30日と日程を分散し、今年度の高齢者見守り実証事業導入説明会が行われました。検証実施期間は7月1日から12月末までとなります。今年度の参加者は民生委員の方を中心に、枠を50名に拡大し検証を行っていく事となりました。前回、スマートウォッチ装着感での課題（蒸れ・かぶれ）の声が多く寄せられたことを受け、今回の検証では装着ベルトの変更などの処置が加えられました。

今回の内容はウェアラブル機器のデータ収集調査に加え、ウェアラブル機器から自動収集した運動・睡眠・心拍データと手書きでまとめた血圧等などのデータをNPO法人慢性疾患診療支援システム研究会の保有する医療情報データベース「マイ健康レコードシステム」(https://www.manseisien.jp)へ蓄積していき、個人の総合的な医療データベースとしての仕組みを構築できるか検証します。

見守りセンターとしましても、「マイ健康レコードシステム」を参照して健康相談の時に活かせるのか、「PastelDアプリ」で医師・栄養士などと連携した専門家チーム体制の構築ができるのか検証し、さらに、スマートフォンでの通報を年度内に実現できるよう、進めてまいります。